私と愛犬のももが出会ったのは約4年前のことです。
昔から犬と暮らすことに憧れていましたが、本当に育てられるのか最初は不安もありました。
お迎えする前日は、不安でなかなか眠れなかったのを覚えています。
実際に迎えてみると、想像以上に楽しいことや幸せな時間が増える一方で、思っていた以上に大変なこともたくさんありました。
今回は、犬を迎えて「よかったこと」と「大変だったこと」を、私自身の体験談を交えてまとめてみたいと思います。
この記事が犬を迎えたいと悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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愛犬を迎えてよかったこと
1. 家族が増えて毎日がにぎやかになった
同棲していた彼との生活に愛犬が加わったことで、毎日会話も弾み、家族が増えたような安心感が生まれました。
「犬ばかりかまってしまって寂しくなるのでは?」と不安でしたが、むしろ話題が増え、関係もより深まりました。
今ではその彼と結婚し、愛犬も一緒に幸せな家庭を築けています。
2. 癒やされる存在でストレスが減った
どんなに疲れていても、玄関でしっぽを振って全力で迎えてくれる姿に疲れが吹き飛びます。
落ち込んでいるときに寄り添ってくれたり、一緒に寝てくれたり。
家に帰って愛犬を抱きしめると、不思議と元気を取り戻せました。
3. 生活リズムが整った
以前は眠れなくて悩んでいましたが、愛犬が一緒に寝てくれるようになってからは嘘のように寝つきが良くなりました。
散歩やごはんの時間があるため、自然と早寝早起きが身につき、健康的な生活に変わりました。
4. 家族や両親との会話が増えた
旦那との会話はもちろん、実家に連れて帰ったときに両親が見せた笑顔は今でも忘れられません。
両親も影響を受けて犬を迎え、今では夫婦仲も改善。愛犬のおかげで家族全体が明るくなりました。
5. 小さな幸せを実感できるようになった
何気ない日常のひとコマでも「一緒にいるだけで幸せ」と感じられるようになりました。
以前は気づかなかった小さな幸せに目を向けられるようになったことが、一番の変化かもしれません。
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愛犬を迎えて大変だったこと
1. 初めの夜鳴きで眠れない日々
迎えてすぐは環境に慣れず、夜中に鳴いてしまうことが多く、眠れない日が続きました。
赤ちゃんの夜泣きのように2時間おきに起きて、おやつをあげたり遊んであげたり、外に連れて行ったり…。
「このまま毎日寝不足になるのでは」と不安でしたが、少しずつ安心して眠れるようになりました。
※補足:他の飼い主さんの話では、すべてのワンちゃんが夜中に鳴くわけではないようです。あくまでうちの子の場合です。
2. トイレトレーニングの苦労
最初は失敗ばかりで、掃除に追われる日々。
根気よく教えたり工夫を重ね、できるようになったときは本当に嬉しかったです。
3. 想像以上にかかる費用
フードやおやつはもちろん、ワクチン、病院代、トリミングなど、毎月の出費は予想以上。
「犬を飼う=生活費の見直し」が必要だと痛感しました。
ただ、逆に無駄遣いが減って良かった面もあります。
4. 外出や旅行の制限
気軽に長時間外出ができなくなり、旅行の計画も犬中心に考えるようになりました。
ペットホテルや実家に預けるにしてもお金や準備が必要で、自由度は確かに減ります。
5. 体調不良のときの心配
ちょっと元気がないだけで心配になり、夜中に病院に駆け込んだこともあります。
小さい頃は落ちている物を何でも口にしてしまうので、注意して過ごす必要がありました。
言葉で伝えられない分、観察力や責任感が求められると実感しました。
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大変さをどう乗り越えたか

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•夜鳴きやトイレは「時間がかかって当たり前」と思い、焦らず根気よく対応
•YouTubeや本、ブログ、犬友達のアドバイスで情報収集
•単発のドッグスクールでトレーナーさんに相談
•体調や行動の変化は、かかりつけの獣医さんを複数作っておき、すぐに相談
•毎日よく観察し、たくさん撫でて変化に気づけるよう心がけ
最初は「全然できてない…」と落ち込むこともありましたが、「完璧を目指さなくても大丈夫」と思えるようになってから気持ちが楽になりました。
大変な時期を乗り越えた先には「絆が深まった実感」がありました。
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まとめ
うちの子を迎えてよかったことと、大変だったことをまとめました。
わんちゃんによって性格は大きく違うので、あくまでうちの子の場合ですが、参考になれば嬉しいです。
犬を迎えると、癒やしや幸せがたくさんある一方で、大変なことも確かにあります。
ただ、それ以上に得られる喜びが大きく、「迎えてよかった」と心から思える日々です。
犬を迎えようか迷っている方には、よかったことも大変だったことも含めて参考になればと思います。