犬を迎えると決めたとき、まず悩んだのが「何を準備したらいいんだろう?」ということでした。
私は愛犬に一目惚れしてすぐに迎えることを決めましたが、準備の知識が全くなく、お家に来るまでに時間もなかったため、とりあえず必要そうなものを全部そろえたのを覚えています。
お迎えする前日はワクワクと不安が入り混じり、買い込んだグッズを並べて「これで大丈夫かな…」と確認していました。
実際に暮らし始めてみると、準備して本当によかったものもあれば、ほとんど使わなかったものもありました。
今回は私の体験談を交えて、犬を迎える前に準備しておくと安心なものをご紹介します。
「犬を迎えたいけど、何を用意すればいいの?」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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基本的に必要なグッズ

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ケージ
犬にとって安心できる「自分の場所」になります。
トイレトレーニングが終わるまでは休ませる場所としても役立ち、イタズラや誤飲のリスクを減らせるので必ず必要です。
私は子犬サイズのケージを買いましたが、成長すると狭くなったため、サークルをつなげて徐々にスペースを広げました。
最終的には6ヶ月ほどで完全フリーにしましたが、生活スタイルや犬の性格によって判断していいと思います。
ベッド
迎え入れの必需品として紹介されるベッドですが、うちの子は子犬時代ほとんど使いませんでした。
むしろ邪魔そうにしていたのを覚えています。成犬になってからは使っていますが、最初は毛布などで代用しても良いと思います。
トイレシート・トイレトレー
子犬の頃はシートをぐちゃぐちゃにして遊んでしまったので、トイレトレーを使って固定できたのは正解でした。
今は100均にも売っているので、最初は手軽なもので十分です。
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食事関連の準備
フード
お迎えした場所で食べていたフードを最初は継続しました。
急に変えるとお腹を壊すことがあるので、徐々に切り替えるのが安心です。
ペットショップでお迎えした場合、最初の数ヶ月分は特典としてフードがついてくることもあります。
フードボウル・水入れ
重さのあるステンレスや陶器タイプを選ぶと、ひっくり返しにくくて便利でした。
水はケージに取り付けるタイプがおすすめ。子犬の頃は器に足を突っ込んで体を濡らしてしまうこともあったので助かりました。
おやつ
しつけやトイレ成功のご褒美に大活躍!
ただし食べすぎには注意。最初はペースト状のおやつや、小さく砕いたボーロをあげていました。
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お世話に必要なもの
首輪・リード
散歩デビューには欠かせません。子犬用は軽くて柔らかい素材が安心です。
ただし、ワクチン接種が終わるまでは散歩ができないので、急いで購入する必要はありません。
おもちゃ
噛むおもちゃや知育トイもありますが、一番遊んだのはシンプルなぬいぐるみでした。
赤ちゃんの頃は歯の生え変わりでかゆくなるので、カミカミ系のおもちゃも少しずつ増やしました。
ブラシ・シャンプー用品
犬種によって毛の手入れが必要です。最初は簡易的なブラシを買って、嫌がらないものを見つけていきました。
シャンプーは子犬用の低刺激タイプを選びました。最近はワクチン未完了でも対応してくれるサロンもあるので、清潔を保ちながら様子を見ました。
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安全対策の準備
コンセントカバー
コードを噛んでしまうのが怖かったので用意しました。安心感が違います。
部屋の角対策
壁を噛んだり頭をぶつけたりしたので、赤ちゃん用のコーナーカバーを貼って対策しました。
誤飲防止
床に落ちているものをすぐ口に入れるので、部屋を片付ける習慣が自然と身につきました。
ベビーゲート
キッチンや階段など危険な場所に設置。どこでもついてくるようになったので、安心して生活できました。
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実際に用意してよかったもの/使わなかったもの
•用意してよかったもの:ケージ、トイレトレー、シート、おやつ、おもちゃ、フード、フードボウル、水入れ
※事前にショップやブリーダーさんから特典でついてくるか確認すると無駄が減ります。
•あまり使わなかったもの:洋服(すぐにサイズアウト)、ベッド(子犬時代は使わず)、首輪・リード(散歩できるまで出番が少なかった)
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まとめ
犬を迎える準備は大変ですが、そろえておくことで安心して新しい生活を始められます。
実際に使ってみないとわからない部分もありますが、最低限の必需品をそろえ、あとは愛犬の性格や成長に合わせて買い足すのが一番だと思いました。