子犬を迎えてすぐに直面したのが「甘噛み」でした。
子犬時期は、歯の生え代わりがあり歯がかゆいらしく甘噛みをしてきます。
子犬の時期は仕方がないこととはわかっていても、あまりの痛さに泣きそうになったこともありました。
徐々になくなっていくとは聞いていたものの、
「本当にやめてくれるのかな…」と不安でいっぱいになったのを覚えています。
甘噛みはある程度仕方ないことなのですが、小さい頃にちゃんとしつけをしておかないと、大人になってからも噛むのがやめれない子に育ってしまいます。
今回は、私が経験した 甘噛みの失敗談と効果があった対策 をまとめます。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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甘噛みで困ったこと

•家具やカーペットをボロボロにされた
•遊んでいるときに本気で手を噛まれて血が出た
•「ダメ!」と叱っても逆に興奮してもっと噛んでくる
・たくさんのものを破壊された
特に夜、手をガジガジされて泣きそうになったときは「私には無理かも」と弱気になりました。
私はかなり甘噛みに苦戦していたので、手に傷を負うことはしょっちゅうのことでした。
新品のメガネを壊された時は、本当に途方にくれたのを覚えています。
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うまくいかなかった対策(失敗談)
レイル
最初は色々試しましたが、逆効果になることも多かったです。
•大声で叱る → 余計に興奮してテンションアップ
•手で口を押さえる → 遊んでくれていると勘違い
•無理に噛ませないようにする → ストレスになって逆に噛み癖が強くなった気がしました
叱れば叱るほど、信頼関係が崩れたり、犬と喧嘩になり、より噛む力が強くなっていく気がしていました。
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効果があった方法

失敗を繰り返す中で、効果を感じられた方法もあります。
1.噛んでいいおもちゃを与える
手ではなく「これなら噛んでいいよ」という対象を用意。噛まれそうになったらおもちゃを差し出すようにしました。歯のむずがゆさを解消できたようです。
2.噛まれたら遊びを中断する
強く噛んだらすぐに遊びをやめる。そして部屋からでていくようにしました。「噛んだら楽しくなくなる」と理解してくれました。
3.成功したら大げさに褒める
おもちゃを噛んだときや、甘噛みを我慢できたときは思いっきり褒める。結局怒るよりもこれが一番効果的でした。
4.友達と沢山遊ばせる
やはり、犬同士や動物同士での触れ合いが増えると、噛む力加減がわかるのでしょうか?嫌なことをすると同じようにやり返されるので、お友達ができてから噛む力加減がわかったように感じました。
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成功までの道のり

正直、すぐには直りませんでした。
「今日はうまくいった!」と思ったら次の日にはまた失敗…その繰り返し。
でも、根気よく続けているうちに少しずつ変化していきました。
初めて「手を噛まずに遊べた日」は、本当に感動して涙が出そうになりました。
今ではほとんど甘噛みはなくなり、あの時の苦労も「いい思い出だったな」と思えるようになりました。
犬と生活するのは共に成長していく感覚がとてもあります。
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これから甘噛み対策をする方へ

•甘噛みは 成長の過程 なので焦らなくて大丈夫
•家族全員で同じルールを守るのが大切
•「ダメ」だけでなく、できたときに褒めてあげることが一番の近道
・なるべく犬や動物と触れる機会を増やして社会化を促す、噛む力加減を覚えてもらう
•困ったときはトレーナーさんや獣医さんに相談もアリ
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まとめ
甘噛みは本当に大変でしたが、失敗を繰り返しながらも少しずつ成長していく姿に、愛犬との絆を深く感じることができました。
「うちの子もできるようになるのかな?」と悩んでいる方も、必ずその日が来ると思います。
どうか焦らず、楽しみながら向き合ってあげてください。

